メール営業の成功確率を高めるために絶対やってはいけない6つのこと

メール営業の成功確率を高めるために絶対やってはいけない6つのこと

今やメールは営業活動には欠かせないツールです。例えば、名刺交換の後やお客様を訪問した後にお礼のメールを送る。あるいは、アポイントを取り付けたい見込客がいるときにメールを送る。こんな感じであなたも営業活動でメールを送っているのではないでしょうか。

その際、気を付けたいのがメール営業の作法です。メールを送っても相手からは何のレスポンスもない。そう悩んでいるなら、それはメール営業の作法が間違っているのかもしれません。

そこで、今回はメール営業でやってはいけない6つのことをご紹介します。逆に、この6つを意識するだけでメール営業の成功確率はグンと高まります。ぜひ参考にしてください。NG集は全部で6つあります。6つのタイトルに□のチェックボックスを付けておきましたので、確認しながら続きをお読みください。

  1. 社交辞令的で返答のしようがない
  2. 無意味なフレーズを使う
  3. 「件名」が意味不明
  4. メールの「差出人」が英語表記
  5. メールの「署名欄」がない
  6. 何のメリットもない提案をする




□ 1. 社交辞令的で返答のしようがない

おそらくどこかで出回っているテンプレートをそのまま引用しているのでしょう。この手のメールが一番多いです。例えば、次のような営業訪問のお礼メールです。

(件名)本日はありがとうございました。

 
****様(見込客の名前)

本日は貴重なお時間をいただきまして
ありがとうございました。

貴社のお役に立てるよう、
精一杯対応させていただきます。

ご不明な点やご要望等がございましたら
いつでもご連絡くださいませ。

今後ともよろしくお願いします。

(署名)

率直にいって、このメールに返事をする方が難しいと思いませんか。たいていは読んでも「あそ」となるだけでしょう。何のためにメールを送るのか。その目的をよく考える必要があります。少なくとも相手にリアクションを期待するなら、そうさせる文面にしないとダメですよね。

営業訪問後のお礼メールについては以下を参考にしてください。

見込客が返信せずにはいられない営業訪問後のお礼メールテンプレート

営業訪問の後、お礼のメールを送っている営業マンも多いのではないでしょうか。そのとき、どういうメールを送ると効果的なのか? 多くの営業マンが「お礼のメール」のテンプレートを参考にしてメールを送っているはずです。もしあなたもそのうちの1人なら考えてみてほしいことがあります。それは、...

□ 2. 無意味なフレーズを使う

意味のない決まり文句です。例えば、「その後いかがでしょうか?」というフレーズ。既存顧客に使うのならよいのですが、これが見込客の場合は逆効果になります。「その後いかがでしょうか?」と漠然とした質問をしても見込客からすれば返事に困ります。

仮に返事が返ってきたとしても、それは「検討中ですのでこちらからご連絡します」という答えくらいです。そんな答えを聞くためにメールを送ったのではありませんよね。

また、こちらからメールを送っておいて、「お気軽にご相談ください」と書くのも無意味です。買うかどうか決めかねている見込客は積極的に営業マンに連絡しようとは思わないからです。あなたも営業マンからそう言われて「それではお言葉に甘えて」なんて返事はしないでしょう。

□ 3.「件名」が意味不明

これは本当に多いケースです。例えば、メールの件名が「こんにちは」「お世話になっています」「田中です」なんて具合に、「これは何のメールなのか?」がまるで分からないのです。ひどいケースですと、“無題”で送られてくることもあります。「件名」とはメールの内容を端的に表す表題のことです。あなたも忙しいでしょうが、見込客も忙しいことを忘れないようにしましょう。

□ 4. メールの「差出人」が英語表記

これはGmailYahoo!メールなどのフリーメールを使っている人に多いのですが、海外相手にビジネスをしているならともかく、日本でビジネスしているなら「日本語表記にしなさいよ!」って話です。差出人を見ても誰からのメールか分かりづらいですし、それに英語表記だと迷惑メールと混同します。ビジネスでメールを使うなら「会社名(屋号)+名前」にすることを、強くおすすめします。

□ 5. メールの「署名欄」がない

これもまた多いケースです。ビジネスでメールを活用しているのなら、最低限の常識として「署名欄」は設定しておくべきです。ここでいう「署名欄」とはメールのフッター(最下部)に次のようにあなたの事務所情報が記載されるように設定しておくことをいいます。

■─────────────────────────────
│ お問い合わせ
■─────────────────────────────
│ ×××××事務所
│ 担当: ××××
│ HP: http://×××××.co.jp
│ Email: info@×××××.co.jp
│ TEL: 0000-00-0000 FAX: 0000-00-0000
│ 〒000-0000
│ ××県××市××町0-0-0 ××ビル×階
■─────────────────────────────

設定している方にとっては「そんなの当たり前だよ」と思うでしょう。しかし、設定していない方も多いのです。「署名欄」とはメールの発信者情報です。「署名欄」があればメールの受け手はそれを見ただけで、「どこの誰からメールが来たのか?」が分かります。一方、なければ「どこの誰からメールが来たのか?」が分かりません。どちらの状態がビジネスにとって望ましいかはお分かりでしょう。

□ 6. 何のメリットもない提案をする

最後はこれです。何のメリットもない提案をしてくるメールです。先日もこんな営業メールが送られてきました。その内容は弊社で運営しているWEBサイトとタイアップしたい。ついては、「一度お打合せの機会をいただけないでしょうか」と書かれていました。当然、僕はそのメールをスルーしました。

次の答えをメールの中に見つけることができなかったからです。

「なぜあなたのビジネスのためにわざわざ時間を割かなければいけないのか?」

この答えを用意しない限り、絶対に相手から返事は返って来ません。あなたもそうですよね。以前、僕の知り合いが異業種交流会で保険営業マンと名刺交換した翌日、「一度、お話だけでもさせていただけないでしょうか」というメールが送られて来て、かなりの衝撃を受けていました。

現実世界では、相手に何かを期待するなら、それなりの見返りがないとダメなのは誰もが分かっているはず。しかし、こと営業活動となると、その重大ルールを忘れて自分都合のメールを送ってしまいがちです。メールで相手からのレスポンスを期待するなら「なぜ私があなたの言うとおり行動しなければいけないのか?」の答えを、受け手目線で徹底的に考える。これが重要です。

まとめ

実は、ここに挙げたメール営業6つのNG集で共通することがあります。それはいずれも“YOU能力に欠けている”ということです。「YOU能力」とは相手の立場に身を置いて考えること。営業するうえでは絶対に必要な“感性”です。僕も含めて、指摘されないと気付かないこともありますが、少なくともメール営業をするうえで今回ご紹介したNG集は致命的です。心当たりのある方は今すぐ改善しておきましょう。









The following two tabs change content below.
1973年、神奈川県生。早稲田大学商学部卒業後、大手国内生保から外資系保険会社を経て、平成17年7月に営業支援会社「株式会社おまかせホットライン」を創業。創業以来一貫してダイレクトマーケティングを実践し、DM・FAXDM・WEB媒体を駆使した売らずに売れる「仕組み」の構築を得意とする。そのノウハウを公開する自社セミナーは毎回キャンセル待ちになるほど盛況を誇る。