以下、法人営業の新規開拓を成功させる3つのポイントについて解説します。
#1 ターゲットを絞る
多くの営業マンがターゲットを絞り込まず、可能性のあるすべてのターゲットを新規開拓しようとします。ターゲットを絞り込むと、見込客が少なくなると考えるからでしょう。しかし、事実は逆です。ターゲットを絞り込むことで、より多くの見込客を獲得できるのです。
あらゆるビジネスは誰かの悩みや問題を解決するために存在します。しかし、万人向けの商品・サービスはありません。よって、その商品・サービスが解決できるのは“特定の誰か”の悩みや問題だけです。にもかかわらず、ターゲットを絞り込まずにいる。それでは“特定の誰か”を振り向かせることができないばかりか時間とコストの大きなムダも生み出します。
そのことを分かりやすく解説した事例があります。ぜひ併せてお読みください。
新規開拓DMの書き方と作り方|あなたならどちらに反応しますか?
#2 ニーズを満たした提案内容を作る
先述のとおり、法人のニーズは「売上アップ」か「経費削減」に集約されます。従って、この2つのニーズのいずれかを満たした提案内容でなければ新規開拓で成功するのは難しいと考えてください。
これは「今の商品・サービスを変えなさい」という意味でありません。提案内容を「ニーズを満たすように作り変えなさい」という意味です。そのように提案内容を作り直すには商品・サービスを売るという視点(×)ではなくて、「方法」を売るという視点(○)を持つことです。
これまでの提案内容を作り直す手順は以下で詳しく解説しております。ぜひ併せてお読みください。
販路開拓・拡大の具体的方法|ゼロから新規顧客を獲得する3ステップ
#3 営業効率を飛躍させる集客手段を選ぶ
営業効率を上げるのは簡単です。売上に直結する活動にだけ時間を割く。これだけです。そう考えると、飛び込み訪問やテレアポでは、
- 売上につながりそうな「見込客」に割く時間
- 売上にはつながらない「非見込客」に割く時間
どちらの時間が多いのかというと、圧倒的に非見込客に割く時間が多いわけです。どちらの手段も不特定多数の中から総当たり的に見込客を探すことになるからです。その結果、営業活動の大半を売上につながらないことに費やしてしまうのです。
そこで、どうするか。最良の方法は見込客から“手を挙げてもらう”ことです。そうやって売上につながりそうな見込客だけを集めることができれば、おのずと営業効率は飛躍していくからです。
以下に挙げるのは営業効率を飛躍させる集客手段です。
- DM(ダイレクトメール)*テレマーケティングと併用すると効果大
- FAXDM
- メールDM
- ランディングページ(資料請求用サイト)*メールDMと併用すると効果大
以下でDMを活用した新規開拓の具体的方法をご紹介しております。併せてお読みください。
DMの効果的な送り方で過去最高記録!4ステップの新規開拓方法