前回『36倍売れる!DMの書き方と作り方④~セールスレター本文は5つに分けて攻略』の続きです。今回もセールスレターの必勝テンプレートの文章パーツを詳しく解説していきます。
まずは右の画像をクリックしてください。これがセールスレターの必勝テンプレートであり、セールスレターの「設計図」になります。このうち次の3つの文章パーツについて文例や穴埋め式テンプレートを紹介しながら解説します。
- クロージングコピー(行動喚起)
- 署名
- 追伸
これまでDMを送ってもその反応がイマイチだった方はこの必勝テンプレートをもとにセールスレターを書いてみてください。以前とは違った反応が返って来るはずです。
クロージングコピーで今すぐ行動させる
クロージング(行動喚起)のコピーで大事なことは1つです。お客様に「どうして欲しいのか?」を具体的にハッキリ伝えることです。とはいえ、人は行動を先延ばしにしがちな生き物です。ゆえに今すぐ行動してもらうには何がしかの「インセンティブ」を用意するのもアリです。例えば、
- 数量限定
- 期間限定
- 特典を付ける
- 値上げ / 値下げチャンス
- 段階的割引
などがそうです。これらを複数用意できればベストでしょう。用意できるインセンティブがあれば積極的に活用してください。以下、セールスレターの目的別クロージングコピーのテンプレートです。
クロージングコピーテンプレート01|直接注文を期待する
お申込みは___(商品・サービス)にご納得いただくための単なる機会です。30日間お使いになってご満足いただけなければ、ご購入の必要も、そのままお持ちになる義務もございません。この___(商品名)があなたにとってどれほど価値があるか証明させてください。同封の「申込用紙」に必要事項をご記入のうえ今すぐFAXでご返信ください。
クロージングコピーテンプレート02|カタログ・サンプルを請求させる
まずは詳しい資料をご請求ください。ご請求は簡単です。同封の「申込書」に必要事項をご記入ください。2営業日程度で「詳しい資料」をお届けします。資料到着後、担当者よりあなたに確認のご連絡を差し上げます。その際、今回のご案内に際して不明な点、疑問に感じたことなど何でもお気軽にご質問ください。____(お客様の悩みや問題)についても具体的な解決策をアドバイスさせていただきます。
クロージングコピーテンプレート03|問い合わせを促す
お見積りを依頼されても、あなたには何のリスクもございません。ただ、これまで払っていた金額と比較できる見積書が届くだけです。その後、ご契約いただけるかどうかにかかわらず、いつでも喜んでお見積りをさせていただきます。
クロージングコピーテンプレート04|営業マンの訪問を希望させる
今すぐお電話ください。まずは_____(お客様の悩みや問題)に関して実際に私どもがお役に立てることを証明させてください。もちろん、あなたから許可をもらうまで、私どもはあなたにセールスするつもりはありません。その後しつこくお電話などしてご迷惑を掛けることもありません。__月__日迄にご連絡いただいた方にはもれなく___(特典)を進呈しております。今すぐ下記の電話番号にご連絡ください。あなたにお会いできるのをこころよりお待ちしております。
署名でパーソナル感を演出する
セールスレターの最後には「署名」を入れましょう。署名を入れることで、そのセールスレターは個人から個人に宛てた「私信」になります。署名を添えることで、よりパーソナルな感じを演出できます。
例えば僕はセールスレターに次のような自筆の署名を入れています。作り方はいたって簡単。紙にあなたの署名を書いて、それをスキャナーで取り込み、画像を貼り付ければいいだけです。
追伸で最後のもうひと押しする
セールスレターで「追伸」を加えるのは「最後のもうひと押し」をするためです。それゆえ、見込客の行動を喚起するような文章にします。以下、追伸のテンプレートを3つほどご紹介します。
追伸テンプレート01
決して急がせるつもりはありません。ただし、お手紙にも書きましたとおり、特別なプレゼントを準備しております。申込書の期間内にご注文いただいた方に限り、____(特典)の特別プレゼントを進呈いたします。もしご興味がございましたら、この機会をどうかお見逃しなく!
追伸テンプレート02
大変恐縮ですが、どなた様であっても今回の__割引の特典は「__日間限り」であることを繰り返しお伝えさせていただきます。24時間通話無料のフリーダイヤルまで今すぐお電話を!
今ならもれなく__(特典)を差し上げます。
0120-***-***
追伸テンプレート03
このお手紙はあなたに購入を強いるものではございません。まずは__日間の無料トライアルにご応募いただき、___(商品・サービス名)の良さをあなた自身で実感なさってください。無料トライアルにはいかなる義務も発生いたしません。
セールスレターの最後には連絡先を明記しよう!
セールスレターの最後には連絡先を明記しましょう。見込客からの反応の「受け皿」になります。例えば次ののように表記します。なぜそうするのか。見込客からのレスポンスを取りこぼさないためです。もっというと、セールスの「流れ」を中断させないためです。セールスレターを読み終わったそのままの流れで、見込客の問い合わせに応じられるようにしておきましょう。
まとめ
以上がセールスレターのクロージングコピーと追伸の書き方です。これでセールスレターのすべての文章パーツについて説明したことになります。セールスレターの必勝テンプレートを手元に置きながら、以下の記事を読み返えしてみてください。そして、ここで紹介した文例やテンプレートにあなたのビジネスを当てはめて、実際にセールスレターの「草稿」(下書き)を書いてみてください。
36倍売れる!DMの書き方と作り方③~キャッチコピーとオープニング文例
36倍売れる!DMの書き方と作り方④~セールスレター本文は5つに分けて攻略
次回はあなたが書き上げた「草案」(下書き)をさらにブラッシュアップして、「ドカン!」と売れるセールスレターに仕上げる“とっておきの編集方法”をご紹介します。